沖縄で開発され本土上陸した新技術“スーパーソル”
廃ガラスを再生利用した新軽量土木資材
株式会社トリム 新城社長
スーパーソルは粉砕した廃ガラスに添加剤を加えて、焼成炉で溶融発泡させて作った無公害リサイクル品です。
強固で微細な独立気泡を持つ不定型塊状(2~75mm)の軽量土木資材です。
(1)スーパーソルの特長
1. 地球にやさしい―土から土への完全リサイクル型。産廃物の適用を受けず、砕石のような環境破壊がありません。
最終処分時もダイオキシンやCO2発生がありません。
2. 軽い―超軽量のものと比重が水と同程度の軽量のものまでそろっています。用途別に使用できます。
3. 燃えない―無機鉱物製で耐火です。
4. 新しい-轢分(2~75mm)が90%以上の粒度からなる不定形塊状のガラス質多孔体でリサイクル品ではありますが新素材と言えます。
5. 抜ける-締固時でも水はけ抜群!
6. 早い-下準備、養生期間がなく、工期を大幅に短縮。
7. 寒冷地でも-耐久性が高く、劣化しません。
8. 簡単-施工現場での自由度が高く、どんな歪曲な地形でも、埋設管があっても工事が可能です。
軽量なので扱い易く、多少の降雨でも作業OK!
9. 安全-空びんが原料ですから有害物質の溶出がありません
(2)考えられる用途
○土木- 軽量地盤資材・軟弱地盤の盛り土資材・軽量混合土資材・運動場・テニス場等の水はけ地盤資材急傾斜地の裏込資材・擁壁の裏込資材
○建築- 軽量断熱骨材・軽量コンクリート骨材
○緑化- ビル屋上緑化用混合資材・軽量植栽資材・軽量水はけ園芸資材
○浄化- 水質浄化資材・汚水浄化資材・家畜糞尿浄化資材
○農業- 土壌改良資材・水はけ資材・軽量保水資材
(3)他に
「スーパーソル・サンガード」省エネ軽量断熱ブロック 」
コンクリートの屋根面は熱い日差しを一番多く受けるところで、真夏日には約60℃近くも温度が上がり、それが輻射熱となって居住空間を悪化させています。
そこで、新たに開発された軽量断熱ブロック「スーパーソル・サンガード」を外断熱工法に用いると、日差しを遮断すると共に輻射熱を押え、冷房コストの節約、屋根スラブの保護に役立ちます。
又、散水設備のある屋上では一部屋上緑化することにより景観を良くし、且つ快適な居住空間を実現します。
さらに、10年以上経つ建物の劣化防止にも最適です。
「グラスマーブル」
従来、人造大理石は寒水石等の自然石を使用して作られていましたが、「グラスマーブル」は沖縄県で収集された廃ガラスびんを破砕・粉砕し、50%から78%利用した人造大理石です。
特殊な樹脂にガラス微粉末と酸化チタン粉末を所定の割合で混合し、硬化材をまぜて自由に成型できるので、洗面台や流し台など複雑な形状でも、現場に合わせて製造できます。
(4)提言
ガラスびんの再資源化に関して新しい社会システムの構築が必要
・「地域のゴミは地域内で処理する」という地域内完結型。
・ガラスびんの色選別不要で中間処理コストの軽減。
・リサイクル製品の地域内使用により、地域住民のリサイクル意識の向上が図れる。
・環境負荷がなく、資源保護、環境保全が守れる資源循環型経済社会システムが必要。
【ガラスびん地域融合型リサイクルシステムの特徴】
1) 完結型リサイクルシステム
(ガラスびん製造→使用→回収→再資源化→利用→還元)
2) 市場ニーズに合致
(定価・品質・大量使用・多用途)
3) 地場産業の創出
(雇用創造と地域経済活性化)
4) 運搬コストの軽減
(収集・材料運搬・製造搬入)
「軽量化装置」販売及び「製造技術・用途開発」の指導を全国に向け展開中。