なるほどこれが経営の黄金律だ
株式会社ゴトウ経営 後藤社長
はじめに
後藤社長は、赤字の滋賀ダイハツ販売株式会社、兵庫ダイハツ株式会社の2社を立派に立て直した実績を持つ経営コンサルタント。
「会社はつぶれるのがあたり前、儲かる会社に革新するには!!」について10項目に渡り詳しくお話しされました。
1. 「企業は社長なり 全ての責任は社長1人にあり 人を育てるのも社長の仕事」
日産自動車を再生させたカルロス・ゴーン社長の事例を説明。
就任時6,700億円の赤字であったが、一昨年は3,300億円の黒字となり、昨年は4,800億円、今年は7,000億円の黒字会社となった。同社の常務会で聞いた話では、ゴーン社長は午前7時出社、退社は午後11時と16時間働いている。
月曜から金曜まで80時間、土日はデーラー等の展示会廻りと20時間は働いている。
その結果、1週100時間の猛烈振りとの事。
社長より遅く出社して、早く帰る訳にいかず管理職全員の意識が変わって来た。
同社の立直しの要因は厳しいリストラと云われているが、人員整理だけでなく体を張って立て直しを行った。
重役や部課長達は、その率先垂範ぶりを見て、今迄と違った勤労意欲を持った。
その結果、現在の様な立派な業績の会社となった。
2. 1ヶ月も赤字を認めない・許さない(社風になるまで言い続ける)
赤字は悪である。
本業がだめなら売れるものなら何でも売る。
背広を売り、宝石を売り、ソーメン迄売って赤字を出さなかった(滋賀ダイハツ販売株式会社)。
3. 利益からスタートする計画を立てる
経営計画を作成する場合、まず利益額を決め、逆算的にそれを達成出来る計画を立てる。
企業経営は利益をあげることが本質である。
4. 社長室を応接間に変えよ
社長室をオープンにして、誰でも出入り出来る雰囲気にする事、極論すれば中小企業に社長室は不用。
5. 社員を出迎えよ・社員を見送れ(内容は1.に包含)
6. 社員を経営に引きずり込め(社内分社制を採用せよ)
やる気とアイディアーを優先
チームリーダーを作り、やりたいと云ってきた事をやらす、利益配分を実施すれば原価意識も上がる。
女子3名の西明石営業所の成功事例を説明。
7. 上下段階的年功序列組織をぶっつぶせ(マトリックス組織を採用せよ)
分社長に杯限を委譲すれば、社長の仕事は半減するで外に出ること。
得意先を廻っても社長が来たのと、専務が来たのでは、先方の受け取り方は違う。
8. 値引きの怖さを思い知れ
会社経営の怖さの順位
(1)売値のダウン
(2)仕入れのアップ
(3)売り数量のダウン
(4)経費のアップ
9. あすはしあわせ運動を起せ
あ 「ありがとうの思想を普及する」
あ:明るい
り:立派
が:頑張る
と:尊い
う:うれしい
す 「スマイルを持ち続ける」明元素(明るく元気で素直)で生きる
は 「はがき道」複写はがきは自分の歴史を作り上げる。
一度の出会いが二度になる。
返事は即書く。 一日5枚書く。
し 「姿勢を正しく」立腰の精神で
あ 「挨拶は先手必勝」必ず立ち上がってはっきりと、お帰りの時はお姿が見えなくなるまでお見送りする(後追い姿勢)。
わ 「我が親に孝」親孝行できない人は仕事も出来ない
せ 「整理・整頓・清掃・清潔」掃除は上の人がするもの、トイレ掃除に命を込める。
下駄(はきもの)を揃える(はきものを揃えると心も揃う)。
10. 他社より地味に
以上10項目について、理論や理屈ではない体験談に基づき、情熱的な熱弁をふるわれました。