「急変する政局と経済動向」
SHIOMI経営研究所 塩見所長
小泉内閣の組閣直後であり、タイムリーな講演となりました。
親友であった早坂茂三氏(元田中角栄総理の秘書)の死去に依り政界情報が入りにくくなったので、東京在住の有名な経済人に今回の組閣について聞いた処、小型化した内閣であり、自民党内の名派閥への気くばりの多い組閣と云う返事であったが、反面自民党関係者では不平不満も出ている。
・小泉首相の“人事はムツカシイ”
・亀井氏はいかっている。
・野中氏元幹事長は短命内閣であると云った。
・中2階組も不平たらたら・・・。
昭和初期の浜口雄幸氏をライオン首相と云い、小泉首相もライオンと云われていたが、だんだん狐に近づいてい来た。
民主党、共産党、社民党がどういおうとも自民党の多数派勢力にはかなわない。
・ 小泉首相の後継者は阿部氏かと?野中氏に聞いたら、まだ若いもう少し年をとり、人間の巾を作らなければとの事であり、矢張り福田元官房長官ではないかとの事。
人間的にしっかりしているし、中国問題にも強い。
ただ、小泉首相とは、しっくりいっていないのではないかとの事であった。
11月にアメリカ大統領の選挙がある。
それ迄経済は良いと思われるが、問題は原油価格の高騰で、原因はチェチェンであると思う。
小泉首相は、
1.頑固である。
2.パフオマンス、アドリブが上手
3.人の話を聞かない
現在の支持率(9/17現在)37.9%で3ヶ月連続で落ちている。
不支持率は、40.9%で、前回より1.7%上昇している。
不支持の内訳は、
1.期待できない。22.8%
2.信頼できない。15.5%
3.政策がだめ。 12.8%
がしかし、他に適当な首相候補いない。
小泉首相は経済の事は判っていないのではないか?
竹中大臣に丸投げしている。
歴代の首相の在席日数を見ると
1.佐藤栄作氏 2,798日
2.吉田 茂氏 2,616日
3.中曽根氏 1,806日
4.池田勇人氏 1,575日
小泉首相は、今日現在1,251日で、任期満了すれば中曽根氏を抜く予定である。
中曽根氏は小泉首相を
1.直感の秀れた
2.結論だけを云う、しゆうかん型の人物と云っている
盟友であった加藤元幹事長は今の自民党には戦術家として、森、青木氏等はいるが長期的な展望は出来る 略家いないと。
小泉、加藤、山崎の3人はずいぶんと、経世会にいじめられた。
政治の世界は
1.怨念と
2.欺瞞
3.嫉妬
の世界である。
又、経世会のメンバーは殆ど郵政族である。
等、国内政局に就いて語られ、ロシヤ問題として、チェチェン紛争から今回の学校でのテロ等、原油景気でうるおっているロシヤ経済とテロに依り、警備の強化を必要として、ブーチンの出身母体である旧KGBの部下の採用等、ブーチンにとって今回のテロはプラスに働いている。